紀広浜(読み)きの ひろはま

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「紀広浜」の解説

紀広浜 きの-ひろはま

759-819 平安時代前期の公卿(くぎょう)。
天平宝字(てんぴょうほうじ)3年生まれ。紀古佐美(こさみ)の長男紀末成(すえなり)の兄。大同(だいどう)4年畿内観察使となり右大弁をかねる。5年参議,弘仁(こうにん)2年右兵衛督(うひょうえのかみ)を兼任。3年「日本書紀」の講義にくわわる。のち摂津住吉郡(大阪府)に10町(約9.9ha)の田をあたえられた。10年正四位下。弘仁10年7月2日死去。61歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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