紀麻利耆拕(読み)きの まりきた

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「紀麻利耆拕」の解説

紀麻利耆拕 きの-まりきた

?-? 飛鳥(あすか)時代官吏
大化(たいか)元年(645)東国国司として毛野(けのの)国に赴任したとおもわれる。「日本書紀」によると,任地部下とともに公私のものをうばうなど六つの不正をはたらいたと朝集使から孝徳天皇に報告されたが,大赦令によってゆるされたという。名は乎麻呂岐太(おまろきた)とも。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android