約定(読み)やくじょう

精選版 日本国語大辞典 「約定」の意味・読み・例文・類語

やく‐じょう ‥ヂャウ【約定】

〘名〙
約束して定めること。とりきめ。約束。
※玉塵抄(1563)一七「白蓮社を結で僧俗十八人を社衆に約定して浄土念仏の法門を修したぞ」
② 二人以上の間で法律上のある事項を取りきめること。特に金額利率・期間その他数額をもって表示する場合によく用いられる。
民法(明治二九年)(1896)四四七条「保証人は其保証債務に付てのみ違約金又は損害賠償の額を約定することを得」

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デジタル大辞泉 「約定」の意味・読み・例文・類語

やく‐じょう〔‐ヂヤウ〕【約定】

[名](スル)約束してきめること。とりきめを交わすこと。契約。「共同開発を約定する」
[類語]条約約束取り決め申し合わせ契り誓い固め指切りやく契約協約協定結約盟約誓約確約公約口約内約黙約黙契

やく‐てい【約定】

やくじょう(約定)」の誤読

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投資信託の用語集 「約定」の解説

約定


投資信託においては、投資家取引申込があり、その申込に基づいて投資信託の設定換金が行われるが、その実際の設定・換金のこと。

出典 (社)投資信託協会投資信託の用語集について 情報

普及版 字通 「約定」の読み・字形・画数・意味

【約定】やくてい・やくじよう

約束する。

字通「約」の項目を見る

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