納蘇利・納曾利(読み)なそり

精選版 日本国語大辞典 「納蘇利・納曾利」の意味・読み・例文・類語

なそり【納蘇利・納曾利】

雅楽曲名高麗楽壱越調(いちこつちょう)の曲。舞人二人が裲襠(りょうとう)装束に龍をかたどった仮面をつけ、銀色の桴(ばち)を持って舞う。破と急がある。一人舞の時は、落蹲(らくそん)という。左舞陵王とともに走舞の代表的なものである。なっそり。〔二十巻本和名抄(934頃)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android