デジタル大辞泉
「純潔」の意味・読み・例文・類語
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じゅん‐けつ【純潔】
〘名〙 (形動)
① けがれがなく清らかなこと。また、そのさま。純粋。
※
舎密開宗(1837‐47)外「世に
雨水の純潔を称すと雖も
試薬に頼れば亦雑物を見る」
②
私欲や
邪念がなく、心の潔白なこと。また、そのさま。
※
西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉三「この赤水は、極純潔の心を以て用ひざれば、
効能あらずとぞありける」 〔
魏志‐管寧伝注〕
③ 異性との性的な交わりがなく、心やからだがけがれていないこと。また、そのさま。
※
処女の純潔を論ず(1892)〈
北村透谷〉「尤も愛好すべきは処女の純潔なるかな」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
普及版 字通
「純潔」の読み・字形・画数・意味
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