純粋記憶(読み)じゅんすいきおく

世界大百科事典(旧版)内の純粋記憶の言及

【記憶】より

…例えばベルグソンは,習慣も過去に定着した運動機構の保持と再生であるとして,それを〈習慣‐記憶〉と呼んだ。さらに彼は,事物の時間的生成が過去の絶えざる累積であることを〈純粋記憶〉と言い表している。これなどは記憶という語の最も広い用法の一例であるが,ここまでくると,記憶という語の使用が意味を失うと思われる。…

※「純粋記憶」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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