紕繆(読み)ひびゅう

精選版 日本国語大辞典 「紕繆」の意味・読み・例文・類語

ひ‐びゅう ‥ビウ【紕繆】

〘名〙 (「紕」「繆」いずれもあやまりの意) まちがい。あやまり。誤謬
東大寺文書‐四ノ二・康保元年(964)九月二五日・伊賀国板蠅杣四至紕繆記案「因之撿案内、紕繆尤多」
今昔(1120頃か)四「理、若し不実ならずして説く所に紕繆有らば」

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普及版 字通 「紕繆」の読み・字形・画数・意味

【紕繆】ひびゆう(びう)

あやまる。たがう。〔礼記、大伝〕人南面して天下を聽(をさ)むるに、且(しばら)く先んずる五、(治親・報功挙賢・使能・存愛)~五一物紕繆するも、民、其の死を得ること(な)し。

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