紙数(読み)シスウ

デジタル大辞泉 「紙数」の意味・読み・例文・類語

し‐すう【紙数】

原稿用紙などの枚数。「与えられた紙数が尽きる」
書物のページ数。「紙数を増やす」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「紙数」の意味・読み・例文・類語

し‐すう【紙数】

〘名〙
① 紙の枚数。また、書物のページ数。かみかず。
※俳諧・宇陀法師(1702)誹諧撰集法「さやうの集は奉加帳と等しければ紙数よごれたる社手柄なるべけれ」
※街の物語(1934)〈榊山潤〉「若し緻密に紙数を費して、私がここで〈略〉説明をするとしたら」
新聞などの発行部数。
※菊池君(1908)〈石川啄木〉四「紙数も唯八百しか出て居なかったが」

かみ‐かず【紙数】

〘名〙 書物の用紙の枚数。
申楽談儀(1430)別本聞書「是より末は聞書の外題にて別本にあれども、紙数少(すくな)ければ、同(おなじ)聞書の本の奥、任礼紙(らいし)、書加候也」

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