紛雑(読み)フンザツ

デジタル大辞泉 「紛雑」の意味・読み・例文・類語

ふん‐ざつ【紛雑】

[名・形動]ごたごたと入りまじり乱れていること。また、そのさま。混雑
多端―の過去は眼の前に横わり」〈高村・秋の祈〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「紛雑」の意味・読み・例文・類語

ふん‐ざつ【紛雑】

〘名〙 (形動) 入りまじること。まじり乱れること。また、そのさま。混雑。紛錯
※絅斎先生敬斎箴講義(17C末‐18C初)「只事で事を遂(をふ)て、やれ思慮紛雑するを止(やめる)ことぞ」 〔梁書‐任昉伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「紛雑」の読み・字形・画数・意味

【紛雑】ふんざつ

まじり乱れる。〔梁書、任伝〕齊の永元より以來、祕閣四部、雜す。、手自ら讐(しうかう)(校訂)し、是れに由りて目定まる。

字通「紛」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android