素引の精兵(読み)すびきのせいびょう

精選版 日本国語大辞典 「素引の精兵」の意味・読み・例文・類語

すびき【素引】 の 精兵(せいびょう)

(素引だけは、いかにも強弓射手のように見える意から) 理論には詳しいが実戦には役に立たないものをあざけっていう語。
太平記(14C後)二九「白引(スビキ)精兵(セイびゃう)、畠水練の言におづる人非じ。忠実手柄の程試て後、左様広言をば吐給へ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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