紫釣花・紫吊花(読み)むらさきつりばな

精選版 日本国語大辞典 「紫釣花・紫吊花」の意味・読み・例文・類語

むらさき‐つりばな【紫釣花・紫吊花】

〘名〙 ニシキギ科の落葉低木。北海道、本州中部以北の高山に生える。高さ約三メートル。葉は短柄をもち対生。葉身は長さ六~一二センチメートルの長楕円形で縁に鈍鋸歯(きょし)がある。夏、葉腋から花柄をたらし、黒紫色の小さな五弁花を二、三個ずつつける。果実は鈍い三角形で翼が三個ある。くろつりばな。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android