細太刀・細大刀(読み)ほそだち

精選版 日本国語大辞典 「細太刀・細大刀」の意味・読み・例文・類語

ほそ‐だち【細太刀・細大刀】

〘名〙
① 柄・鞘ともに細くこしらえた太刀。〔十巻本和名抄(934頃)〕
勅許により帯剣を許された文官佩用の太刀。飾太刀の長金物を省略した太刀。飾太刀代(かざりたちだい)として用いる。
※枕(10C終)九一「ほそだちに平緒つけて」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android