終ど(読み)ツイド

デジタル大辞泉 「終ど」の意味・読み・例文・類語

つい‐ど〔つひ‐〕【終ど】

[副]《「ついぞ」の音変化》いまだかつて。まだ一度も。
「―会ったことない」〈洒・遊子方言
[類語]ついぞいまだまだなおいまだに今なお今もってなおも依然未然未発相変わらず矢張りやっぱりなおかつまだまだいまだ嘗て

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「終ど」の意味・読み・例文・類語

つい‐ど つひ‥【終ど】

〘副〙 「ついぞ(終━)」の変化した語。〔かた言(1650)〕
洒落本・遊子方言(1770)発端「しった顔して、いったが、おら、つゐど、あった事ない」

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