終戦の詔書

山川 日本史小辞典 改訂新版 「終戦の詔書」の解説

終戦の詔書
しゅうせんのしょうしょ

1945年(昭和20)8月14日午後11時に鈴木貫太郎内閣もとで発布された,ポツダム宣言受諾による太平洋戦争の終戦決意をのべた文書。14日朝に開催された御前会議によるポツダム宣言受諾決定をうけて,ただちに詔書案が閣議にはかられて全閣僚の副署によって決定され,同時に詔書は連合国に通報された。天皇が詔書を朗読したレコードが15日正午,玉音(ぎょくおん)放送としてラジオから流された。

出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android