組交(読み)くみまぜる

精選版 日本国語大辞典 「組交」の意味・読み・例文・類語

くみ‐ま・ぜる【組交】

〘他ザ下一〙 くみま・ず 〘他ザ下二〙
① まぜて組む。
② 入りくむようにする。入りくます。
※宇津保(970‐999頃)嵯峨院糸毛(いとげ)のには、宮、若御子達六所(ところ)、二のには、女御の君、又次々の君達、皆くみまぜて」

くみ‐かわ・す ‥かはす【組交】

〘他サ五(四)〙 互いに手足をさし入れて組む。
※浄瑠璃・冥途の飛脚(1711頃)下「明けぬ間はしばしとて、かごのすたれを上げてさへひざくみかはすかごの内」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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