組唄(読み)くみうた

世界大百科事典(旧版)内の組唄の言及

【中国演劇】より

…役柄は,生(男役)・旦(女役)・浄(悪役)・丑(道化役)の四つを柱にして,さらにそれらが細分化されて複雑になり,役柄によっては隈取(くまどり)することも行われた。一編の戯曲は,四つの折(幕)から成り,おのおのの折は十数曲の小唄をつらねた組唄から構成されていて,全歌曲を担当するのは男性の主役(正末)か女性の主役(正旦)のどちらかひとりに限られることを原則とした。これらのきびしい制約は,逆に作品の構成を緊密にし質を高めるうえで有効にはたらき,多くのすぐれた作品を生んだ。…

※「組唄」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android