組籠(読み)くみかご

精選版 日本国語大辞典 「組籠」の意味・読み・例文・類語

くみ‐かご【組籠】

〘名〙 竹で目を粗く組んだ籠。目籠
御伽草子玉井物語(室町時代物語集所収)(室町末)「此くみかこにめして海中へいらせたまはば、おぼしめす所へさうなくゆかせたまふべしとて」
浮世草子・風流曲三味線(1706)四「魚鳥入し青目の組籠、杉重にさまざま菓子を入」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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