経王(読み)キョウオウ

デジタル大辞泉 「経王」の意味・読み・例文・類語

きょう‐おう〔キヤウワウ〕【経王】

経典中、最もすぐれて貴いもの。一般に、法華経ほけきょう大般若経だいはんにゃきょうなど。

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精選版 日本国語大辞典 「経王」の意味・読み・例文・類語

きょう‐おうキャウワウ【経王】

  1. 〘 名詞 〙 仏語。経典中もっとも勝れた貴いもの。法華経を指すことが多いが、大般若経金光明経最勝王経などの場合もある。
    1. [初出の実例]「多造尊像。数写経王」(出典本朝文粋(1060頃)一三・朱雀院被修御八講願文〈大江維時〉)
    2. [その他の文献]〔最勝王経‐一〕

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