経珍(読み)きょうちん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「経珍」の解説

経珍 きょうちん

?-? 平安時代前期の僧。
天台宗泰範とともに最澄におもんじられた。延暦(えんりゃく)16年(797)最澄の発願(ほつがん)した一切経(いっさいきょう)書写をてつだい,大同(だいどう)4年,弘仁(こうにん)3年には空海からの経典借り受け,返却使いをつとめた。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android