絎帯(読み)くけおび

精選版 日本国語大辞典 「絎帯」の意味・読み・例文・類語

くけ‐おび【絎帯】

〘名〙 縫い目が見えないように、くけ合わせて仕立てた帯。
多聞院日記‐天正二〇年(1592)九月一三日「くけ帯一筋遣之」
浮世草子好色五人女(1686)一「くけ帯(オビ)よりあらはるる文」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android