結城孫三郎(10世)(読み)ゆうきまごさぶろう[じっせい]

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「結城孫三郎(10世)」の意味・わかりやすい解説

結城孫三郎(10世)
ゆうきまごさぶろう[じっせい]

[生]1907.1.9. 東京
[没]1997.12.13. 東京
人形芝居座元,および人形遣い。本名田中清。9世結城孫三郎の子。初名一糸。 1947年 10世を襲名。父の芸を受け継ぎながら,糸操り人形劇の現代化に努め,新作面に意欲を燃やす。 1956年東京都無形文化財に指定。 1972年長男2世一糸 (本名純) に 11世孫三郎を譲り,結城雪斎と改名。のち,孫三郎の名跡は座の預りとなり,1993年3世両川船遊が 12世孫三郎を襲名。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android