結実結社(読み)けつじつけっしゃ

世界大百科事典(旧版)内の結実結社の言及

【バロック文学】より

…そのほか各地にすぐれた詩人が活躍したが,わずかな例を除き相互の交流はなかった。それは1617年ワイマールに,フランスのアカデミー(1635)に先駆け,国民文化涵養とドイツ語の純化育成を旨とする〈結実協会(結実結社)Fruchtbringende Gesellschaft〉が設立され,当代知名の詩人や王侯貴族を会員に加えたものの,たちまち各地に同趣旨の言語協会が作られ,活動が拡散したのと事情を同じくする。 こうした背景をとって唯一共通の基盤となったのはラテン語文学を支えてきた詩学と修辞学の伝統である。…

※「結実結社」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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