結崎ネブカ(読み)ゆうざきねぶか

事典 日本の地域ブランド・名産品 「結崎ネブカ」の解説

結崎ネブカ[葉茎菜類]
ゆうざきねぶか

近畿地方奈良県地域ブランド
主に磯城郡川西町結崎地区で生産されている。川西町は、観世流能楽発祥の地。葉ねぎの一種室町時代に翁の能面一束のねぎが天から降ってきて、この地に植えて栽培したところ見事に成育したという。やわらかくて甘みがある。戦後には姿を消していたが、2002(平成14)年から川西町商工会を中心に結崎ネブカの復活の取り組みがおこなわれている。大和野菜

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

デジタル大辞泉プラス 「結崎ネブカ」の解説

結崎ネブカ

奈良県磯城郡川西町結崎地区で生産されるネギ。栽培の歴史は室町時代にさかのぼるとも言われ、江戸時代にはすでに栽培の記録がある。葉が柔らかで折れやすいため、一時栽培が下火になっていたが、2002年から同町商工会が中心となり、地域伝統野菜として復活に取り組んでいる。地域団体商標。奈良県により「大和野菜」に選定されている。

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