絡繰覗(読み)からくりのぞき

精選版 日本国語大辞典 「絡繰覗」の意味・読み・例文・類語

からくり‐のぞき【絡繰覗】

〘名〙 箱にはめこんだ眼鏡を通して、箱の内部の、次々に転換する絵や押絵細工を見せる装置。のぞきからくり。のぞきめがね。からくりめがね。からくり。
浄瑠璃平仮名太平記(1701)一「からくりのぞきの箱に地黄煎そへてつじつじに、たいこのをとに打まじるわらんべ共をそそのかし」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android