百科事典マイペディア 「絨毛膜」の意味・わかりやすい解説
絨毛膜【じゅうもうまく】
→関連項目絨毛
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翻訳|chorion
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出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…その中胚葉部分にはやがて血管網が発達し,胚の呼吸に重要な役割をはたす。大部分の哺乳類では,漿膜はさらに表面に多数の絨毛(じゆうもう)を形成し,その先端で母親の子宮の組織を溶かしながら,内部深くに入り込んで絨毛膜となって胎盤の一部を構成し,胎児と母体の間の物質交換をになうようになる。絨毛膜は生殖腺刺激ホルモンを分泌し,胎児の側から妊娠中の母体の活動を促すが,やがて出産と同時にその役目を終わって,胎児からも母体からも捨てられる。…
…これを絨毛間腔という。 一方,胎生15~16日になると,絨毛内に中胚葉組織が侵入して原始絨毛となり,合胞体栄養膜細胞,栄養膜細胞とともに絨毛膜chorionを形成する。ついで結合組織や血管が形成され,一次絨毛,次いで真絨毛となる。…
※「絨毛膜」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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