絵事鄙言(読み)かいじひげん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「絵事鄙言」の意味・わかりやすい解説

絵事鄙言
かいじひげん

桑山玉洲の画論書。寛政 11 (1799) 年刊池大雅熊斐 (ゆうひ) を異端とする説に対し,独自の見解から南画正統性を主張した。田能村竹田らのちの南画家に与えた影響は大きい。

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