絶作(読み)ぜっさく

精選版 日本国語大辞典 「絶作」の意味・読み・例文・類語

ぜっ‐さく【絶作】

〘名〙
① 非常にすぐれた作品。〔文明本節用集(室町中)〕
※中華若木詩抄(1520頃)上「近来の絶作也」
② その人が生前最後に書き残した作品。絶筆となった作品。
※島崎藤村覚え書(1954)〈臼井吉見〉透谷と藤村「戦争中の藤村は絶作『東方の門』に着手した」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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