絶唱・絶倡(読み)ぜっしょう

精選版 日本国語大辞典 「絶唱・絶倡」の意味・読み・例文・類語

ぜっ‐しょう ‥シャウ【絶唱・絶倡】

〘名〙
① この上もなくすぐれたよい詩や歌。
空華集(1359‐68頃)一一・送無尽用侍者帰筑州省師「凡十九章皆柄法一方者之絶倡也」
※俳諧・蕪村真蹟‐宇治行(1783)「白居易琵琶妙音を比喩せる絶唱をおもひ出て」 〔宋書‐謝霊雲伝論〕
言葉では言い尽くせないほどすぐれていること。
※玉塵抄(1563)三「伯牙が琴、ついに天下の絶唱になったぞ」
③ (━する) 感情をこめて声をかぎりに力いっぱい歌うこと。また、その歌。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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