絹羽根鳥目(読み)きぬばねどりもく

精選版 日本国語大辞典 「絹羽根鳥目」の意味・読み・例文・類語

きぬばねどり‐もく【絹羽根鳥目】

〘名〙 鳥類の一目名。趾(あし)は前に二本、うしろに二本で、第一趾と第二趾がうしろを向く変対趾足という、鳥類中他に見られない特徴を持つためにわずか四〇種足らずのグループだが独立の目とされている。アメリカ、アジアアフリカ熱帯に分かれて分布する。中形の樹上性の鳥で、羽毛は非常に柔らかくて密生し、一般に上面は緑色で、下面はのど、胸、腹が対照的な派手な色で美しい。昆虫を主食とするが、アメリカには果実を多く食べるものもある。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android