網干善教(読み)あぼし よしのり

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「網干善教」の解説

網干善教 あぼし-よしのり

1927-2006 昭和後期-平成時代の考古学者。
昭和2年9月29日生まれ。中学時代より末永雅雄に考古学の手ほどきをうける。昭和30年橿原(かしはら)考古学研究所所員,48年関西大教授。47年高松塚古墳の調査に参加し彩色壁画を発見。60年関西大調査隊をひきいインドのサヘート遺跡を調査。平成9年「大和における寺院跡の研究」で竜谷賞。平成18年7月29日死去。78歳。奈良県出身。竜谷大卒。著作はほかに「壁画古墳高松塚」「飛鳥(あすか)の遺跡」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android