綺席(読み)きせき

精選版 日本国語大辞典 「綺席」の意味・読み・例文・類語

き‐せき【綺席】

  1. 〘 名詞 〙 あやぎぬを張った席。うつくしい席。綺筵(きえん)
    1. [初出の実例]「綺席已煖」(出典:本朝文粋(1060頃)八・林亭春已晩詩序〈紀斉名〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「綺席」の読み・字形・画数・意味

【綺席】きせき

。梁・沈約〔会圃、東風に臨む〕詩 珠に鳴らし 塵を綺席に散ず 此の時悵として歸ることを思ふ 安(いづく)んぞ能く久しく行役せん

字通「綺」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android