綺羅を磨く(読み)キラヲミガク

デジタル大辞泉 「綺羅を磨く」の意味・読み・例文・類語

綺羅きらみが・く

衣服調度技巧を凝らしてりっぱにする。
播磨米はりまよね砥草とくさか、むくの葉か、人の―・くは」〈平家・一〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「綺羅を磨く」の意味・読み・例文・類語

きら【綺羅】 を 磨(みが)

衣服、食物、家具調度などにぜいたくをする。綺羅をやる。
※平家(13C前)一「いまだ播磨守たりし時、聟にとりて声花(はなやか)にもてなされければ、それも五節に、播磨よねはとくさか、むくの葉か、人のきらをみがくはとぞはやされける」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android