総合土地対策要綱(読み)そうごうとちたいさくようこう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「総合土地対策要綱」の意味・わかりやすい解説

総合土地対策要綱
そうごうとちたいさくようこう

行革審内閣総理大臣に提出した「地価等土地対策に関する答申」に沿って,政府が 1988年6月閣議決定したもの。内容は,基本的認識事項として土地五原則をあげ,具体策として,都市・産業機能等の分散,宅地対策・住宅対策などの推進,土地利用計画の広域性・詳細性の確保,地価形成の適正化,土地税制の活用,国公有地の活用などを提言,中・長期的な土地対策を網羅したものとなっている。

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