総庄屋(読み)そうじょうや

精選版 日本国語大辞典 「総庄屋」の意味・読み・例文・類語

そう‐じょうや‥ジャウや【総庄屋・惣庄屋】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「そうしょうや」とも ) 江戸時代地方行政にあたった村役人最上位十数か村をまとめて支配し、領主からの法令伝達、年貢諸役の割付、管内村々の争い事調整にあたった。大(おお)庄屋検断
    1. [初出の実例]「私領には大庄屋と云て、領主地頭より帯刀を免じ格式申付る、過分の給米をくみ下むら方より差出し、一領一郡の事を取計ふ村役人あり」(出典:地方凡例録(1794)七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android