緩歩類(読み)かんぽるい

精選版 日本国語大辞典 「緩歩類」の意味・読み・例文・類語

かんぽ‐るいクヮンポ‥【緩歩類】

  1. 〘 名詞 〙 淡水産のクマムシ類を含む小群。体長一ミリメートル以下の小動物で、頭と、四つの胴節とからなる。胴部にあるいぼ足状の四対の短いあしでゆっくり歩く。数年の仮死状態のあと、湿気によって活動をはじめるなど環境に対する適応力が強い。かつては疣脚(ゆうきゃく)動物門の一綱に属したが、現在は独立緩歩動物門とされる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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