縁る(読み)ユカル

デジタル大辞泉 「縁る」の意味・読み・例文・類語

ゆか・る【縁る】

[動ラ四]名詞ゆかり」の動詞化》縁がある。縁がつながる。
武士にて―・りつつかはれて」〈愚管抄・四〉

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精選版 日本国語大辞典 「縁る」の意味・読み・例文・類語

ゆか・る【縁】

  1. 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 ( 名詞「ゆかり(縁)」の動詞化 ) ゆかりとなる。ゆかりである。血縁関係にある。
    1. [初出の実例]「此すぢに満仲なんどもかたらはれけるにや、武士にてゆかりつつかはれて、推知してつげ申たりけるにや」(出典:愚管抄(1220)四)

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