縁塗(読み)ヘリヌリ

デジタル大辞泉 「縁塗」の意味・読み・例文・類語

へり‐ぬり【縁塗(り)】

物のへりを塗ること。また、そのもの。
縁塗烏帽子えぼし」の略。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「縁塗」の意味・読み・例文・類語

へり‐ぬり【縁塗】

〘名〙
① 物のふちを塗ること。へりを、漆などで塗ること。また、そのもの。
※光悦本謡曲・柏崎(1430頃)「鎧直垂取出し、衣紋うつくしうきなひて、へりぬりとってうちかづき」

へん‐ぬり【縁塗】

〘名〙 (「へりぬり(縁塗)」の変化した語) =へりぬりえぼし(縁塗烏帽子)日葡辞書(1603‐04)〕

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