縦揺(読み)たてゆれ

精選版 日本国語大辞典 「縦揺」の意味・読み・例文・類語

たて‐ゆれ【縦揺】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 船、飛行機などが縦にゆれること。ピッチング
    1. [初出の実例]「興安丸は暗がりの中で、鈍い大きなたて揺れを繰返していた」(出典:春の城(1952)〈阿川弘之〉一)
  3. 地震で、垂直にゆれるもの。上下動
    1. [初出の実例]「縦ゆれにどしんとくるのが一番こわいんだ」(出典:抱擁(1973)〈瀬戸内晴美〉三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android