デジタル大辞泉
「縮む」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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ちぢ・む【縮】
- [ 1 ] 〘 自動詞 マ行五(四) 〙
- ① 短くなったり小さくなったりする。しわがよって小さくなる。収縮する。ちぢまる。ちぢこまる。しじむ。
- [初出の実例]「つづまり、ちぢめるものののぶる」(出典:名語記(1275)五)
- 「塩灸を待兼しに、自然と居落して、背骨つたひて身の皮ちぢみ苦しき事暫くなれども」(出典:浮世草子・好色五人女(1686)三)
- ② 毛がうねったり巻いたりした状態になる。ちぢれる。
- [初出の実例]「形見にくく髪ちちみ、色黒くして、人に見ゆべき非体」(出典:康頼宝物集(1179頃)下)
- 「口ちいさく、髪も少しはちぢみしに」(出典:浮世草子・好色五人女(1686)一)
- ③ 恐れなどで体が畏縮する。体や気持が小さくなる。ちぢこまる。ちぢまる。
- [初出の実例]「歌には詞のちぢみとどこほりたるが悪きにて侍る也」(出典:愚秘抄(1314頃)鵜本)
- 「風呂の中へ駈込、隅の方に縮(チヂン)で居ると」(出典:滑稽本・七偏人(1857‐63)初)
- [ 2 ] 〘 他動詞 マ行下二段活用 〙 ⇒ちぢめる(縮)
縮むの語誌
チヂム・チヂマルの語形が広く見られるようになるのは中世で、それ以前はシジム・シジマルだった。「縮」を「法華経単字」や「観智院本名義抄」がシジマルともツヅマルとも読んでいるように、シジム・シジマルの類義語としてツヅム・ツヅマルがあった。これがシジからチヂへの変化に関与しているものと思われる。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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