滔天(読み)トウテン

デジタル大辞泉 「滔天」の意味・読み・例文・類語

とう‐てん〔タウ‐〕【×滔天】

天までみなぎること。きわめて勢いが盛んなこと。「滔天の勢い」

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精選版 日本国語大辞典 「滔天」の意味・読み・例文・類語

とう‐てんタウ‥【滔天】

  1. 〘 名詞 〙 天まではびこること。天までみなぎること。また、たいへん勢いが盛んなこと。
    1. [初出の実例]「滔天之災未休」(出典:経国集(827)二〇・菅原清公対策文)
    2. [その他の文献]〔書経‐堯典〕

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普及版 字通 「滔天」の読み・字形・画数・意味

【滔天】とう(たう)てん

水が天にいたる。大悪の勢いをいう。〔晋書、愍帝紀論〕股肱(こくわう)挑戰の秋(とき)に非ず、劉石に滔天の勢ひり。~兩京、狄に淪(しづ)み、再駕戎に徂(ゆ)く。

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