繁蕪(読み)ハンブ

デジタル大辞泉 「繁蕪」の意味・読み・例文・類語

はん‐ぶ【繁×蕪】

[名](スル)
雑草などが生い茂ること。繁茂。「つたやかずらが繁蕪する」
文章がくだくだしいこと。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「繁蕪」の意味・読み・例文・類語

はん‐ぶ【繁蕪】

〘名〙
① 雑草などが生い茂ること。繁茂。
島根のすさみ‐天保一一年(1840)九月一〇日「榛荊棘、繁蕪無蹤」
② 繁雑なこと。また、文章がくだくだしいこと。
※寛永刊本蒙求抄(1529頃)序「前に煩蕪を剪剔したと云たことぞ」 〔後漢書‐鄭玄伝論〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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