デジタル大辞泉
「繊弱」の意味・読み・例文・類語
ひわず〔ひはづ〕【繊=弱】
[形動ナリ]弱々しいさま。ひよわ。
「いとささやかなる人の、常の御悩みに痩せおとろへ、―にて」〈源・真木柱〉
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
せん‐じゃく【繊弱】
〘名〙 (形動)
① しなやかなこと。また、そのさま。たおやか。きゃしゃ。
② 弱々しいこと。かよわいこと。また、そのさま。ひよわ。柔弱。
孱弱(せんじゃく)。
※欧米印象記(1910)〈
中村春雨〉プリンストン雑記「体が少し繊弱
(センジャク)なのが
欠点で」 〔
歴代名画記‐巻七〕
ひわず ひはづ【繊弱】
〘形動〙 細く弱々しいさま。ひよわなさま。きゃしゃ。ひわやか。
※
源氏(1001‐14頃)真木柱「いとささやかなる人の常の御なやみに痩せおとろへひわつにて」
[
補注]歴史的
かなづかいは「ひわづ」とする説もあるが、「ひわぼそ(ひはぼそ)」の「ひは」と
同類とみて「ひはづ」とする説に従う。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
普及版 字通
「繊弱」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報