繊微(読み)せんび

精選版 日本国語大辞典 「繊微」の意味・読み・例文・類語

せん‐び【繊微】

〘名〙 (形動) 非常にこまかいこと。ごくわずかであること。また、そのさま。
本朝文粋(1060頃)八・陽春詩序〈都良香〉「亦猶皇沢之平施、在汚澄而必遍、鴻化之遠被、雖繊微而靡上レ遺」
史記抄(1477)九「徐広が繊微に伺察するぞ」 〔後漢書‐陳元伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「繊微」の読み・字形・画数・意味

【繊微】せんび

微細。〔漢書、張安世伝〕安世、侯爲(た)り、。然れども身に弋(よくてい)(黒い粗服)を衣(き)~業を治め、纖を累積す。

字通「繊」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android