繋金（読み）かきがね

精選版日本国語大辞典「繋金」の意味・読み・例文・類語

〘名〙戸締りに用いる鐶(かん)、または、かぎ。かけがね。鉤匙(からかぎ)。

※浜松中納言（１１Ｃ中）一「まことにかきがねの穴をさへ塞(ふた)ぎて、うちも人いとおほく」

※咄本・軽口はなしとり（1727）三「そとのかきがねがしめてござるか、見てくだされ」

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