羅裙(読み)らくん

精選版 日本国語大辞典 「羅裙」の意味・読み・例文・類語

ら‐くん【羅裙】

  1. 〘 名詞 〙 うすもので作った衣服のすそ。
    1. [初出の実例]「紅袖濃葩遮浪処、羅裙彩艷過流程」(出典:本朝麗藻(1010か)上・暮春侍宴左丞相東三条第同賦度水落花舞応製〈源孝道〉)
    2. [その他の文献]〔陳後主‐烏棲曲〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「羅裙」の読み・字形・画数・意味

【羅裙】らくん

うすぎぬのもすそ。梁・江淹〔別れの賦〕桃李を攀(よ)ぢて、別るるにびず。愛子りて、羅裙を霑(うるほ)す。

字通「羅」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android