羅馬字会(読み)ローマじかい

精選版 日本国語大辞典 「羅馬字会」の意味・読み・例文・類語

ローマじ‐かい‥クヮイ【羅馬字会】

  1. 日本語を書くのにローマ字を用いようと主張する団体。明治一七年(一八八四外山正一が首唱して発足。ヘボン式ローマ字つづり方は、この会が同一八年に定めた「羅馬字にて日本語の書き方」による。
    1. [初出の実例]「一昨日東京大学講義室に於て第一会を開かれし羅馬字会は」(出典:朝野新聞‐明治一七年(1884)一二月四日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android