羊水検査(読み)ヨウスイケンサ

デジタル大辞泉 「羊水検査」の意味・読み・例文・類語

ようすい‐けんさ〔ヤウスイ‐〕【羊水検査】

羊水に含まれる胎児細胞を採取し、染色体に異常がないかどうかを調べること。35歳以上の高齢出産の妊婦、兄弟第一子に染色体異常がみられるハイリスク妊婦などを対象に行われている。趣旨をよく理解したうえで受けることや、異常があった場合の心のケア等が必要とされる。

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妊娠・子育て用語辞典 「羊水検査」の解説

ようすいけんさ【羊水検査】

出生前診断一つであり、胎児の染色体異常の確定診断のために行なわれる検査。妊婦さんの腹部に針を刺して羊水を吸い出し、羊水に含まれている胎児の細胞を検査します。一般には妊娠16週ころに行ないます。受ける前には、医師など専門家による十分な説明遺伝カウンセリング必須です。

出典 母子衛生研究会「赤ちゃん&子育てインフォ」指導/妊娠編:中林正雄(母子愛育会総合母子保健センター所長)、子育て編:渡辺博(帝京大学医学部附属溝口病院小児科科長)妊娠・子育て用語辞典について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ) 「羊水検査」の意味・わかりやすい解説

羊水検査
ようすいけんさ

出生前診断

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