美作国郡村帳(読み)みまさかのくにぐんそんちよう

日本歴史地名大系 「美作国郡村帳」の解説

美作国郡村帳(正保郷帳)
みまさかのくにぐんそんちよう

解説森家先代実録所収。美作一円の村名・石高(朱印高)・里数・山林有無を郡別に記し、郡ごとの毛付高・田畑高・新田畠高・荒川成の合計と美作一国の総計を記す。末尾に「此郡村并古城・道筋等ハ、従公義有御改而、正保二乙酉年上リ帳之写也、但、井上筑後守政治江本帳相渡」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android