美玉三平(読み)みたま さんぺい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「美玉三平」の解説

美玉三平 みたま-さんぺい

1822-1863 幕末武士
文政5年生まれ。薩摩(さつま)鹿児島藩士。尊攘(そんじょう)運動にくわわり,寺田屋事件に連座して藩邸にとらわれたが脱出但馬(たじま)(兵庫県)の庄屋中島太郎兵衛らの農兵組織運動に協力し,平野国臣生野に挙兵したが,文久3年10月14日敗死。42歳。本名は高橋親輔。通称は祐次郎。『美玉三平経歴日記』がある。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android