美祿(読み)びろく

精選版 日本国語大辞典 「美祿」の意味・読み・例文・類語

び‐ろく【美祿】

〘名〙
① よい俸祿。手厚い俸祿。よい給与。〔南史‐孔奐伝〕
② たまもの。たまわりもの。
面白半分(1917)〈宮武外骨〉醜「我輩男女性交を天の美祿(ビロク)とし」
③ (「天(てん)の美祿」の形で用いられ) 酒をたたえていう語。
養生訓(1713)四「酒は天の美祿なり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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